バロックハウス・男の小道具通販店 
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ライター&ペン保証と修理・メーカー概略
<2017年1月現在>
  
ライターの保証・修理について
メーカー 商品名 保証期間 オーバーホール・修理
ZIPPO ジッポー 永久保証 お客様(ユーザー)が直接、ジッポー・サービスに(商品同封の説明・保証書を添えて)郵送する修理システムです。(2015年4月より)
マルカイコーポレーション株式会社ジッポー・リペア係
〒550-0003 大阪市西区京町堀1-18-5 TEL:06-7637-5051
デュポン ギャツビー
ライン2
2年 フリント式の従来型モデル
オーバーホール(OH):\15,000税抜、期間:1〜2ケ月
MAXI
MINIJET
2年 マキシジェット、ミニジェット:
\8,000税抜、期間:1〜2ケ月
DEFI 2年 デフィ・スーパージェット式:\12,000税抜、期間:1〜2ケ月
ダンヒル ROLLA
UNIGUE
2年 オーバーホール(OH):\15,000税抜、期間:約1ケ月
注)タンクのガス漏れによるタンク交換はプラス8,000円追加。
外装9K以上   オーバーホール(OH):\18,000税抜、期間:約1ケ月
旧型オイル   オーバーホール(OH):\21,000税抜、期間:約1ケ月
カランダッシュ スイス製   オーバーホール(OH):\15,000税抜(期間:約1ケ月)
カランダッシュ スタンダード 2年 ガス式:オーバーホール(OH):\3,000税抜、(期間:約3週間)
ターボ 2年 分解掃除・点検料金:\3,000程度(期間:約3週間
サロメ フリント式 2年 点検修理料金:\1,500程度(期間:約3週間)
ターボ 2年 点検修理料金:\2,000程度(期間:約3週間
ダグラス FIELD"S"
MARBELOUS
1/2年 点検修理料金:\1,600より(期間:約3週間
コリブリ COLIBRI 2年 点検修理料金:\2,000程度(期間:約3週間)
ロンソン オイル式
ガス式
1年 点検修理料金:\2,000程度(期間:約3週間)
備考1) 無料保証期間は、お買い上げ日からの計算。
備考2) 修理の際は、保証書(保証期限の有無に係わらず)を同封して送ること。
備考3) 全メーカー:表面のキズ・摩耗、窪み、塗装などの修復は出来ません。
備考4)デュポンのキャップ開閉音そのものの再生・修復は出来ません。
◇修理詳細については、各メーカー・アフターサービス部 にTELお問い合わせ下さい。 
住所連絡先について:
*商品購入時に付属の保証書&取り扱い説明書に記載されています。
*ネット検索でメーカー名を入力するとWEBページが表示され、問い合わせ、修理依頼方法が案内されています。
 
  
輸入筆記具の保証・修理について
メーカー 製造国 保証期間 修理
クロス USA 無期限 メカ機構は永久保証(修理期間:約1ケ月)
ウォーターマン 1年間 修理・交換パーツによる査定料金(期間:約1ケ月)
パーカー 英国 1年間 修理・交換パーツによる査定料金(期間:約1ケ月)
ペリカン ドイツ 1年間 修理・交換パーツによる査定料金(期間:約1ケ月)
ラミー ドイツ 1年間 修理・交換パーツによる査定料金(期間:約1ケ月)
備考1) 無料保証期間は、お買い上げ日からの計算。
備考2) 全メーカーとも筆記具の表面のキズ・摩耗、窪み、塗装などの修復は出来ません。
◇修理詳細については、各メーカー・アフターサービス部 にTELお問い合わせ下さい。 
住所連絡先について:
*商品購入時に付属の保証書&取り扱い説明書に記載されています。
*ネット検索でメーカー名を入力するとWEBページが表示され、問い合わせ、修理依頼方法が案内されています。
<修理に伴うパーツ料金について>
*インターネットで「日本輸入筆記具協会」のペンカタログに各メーカーのパーツ料金が記載されています。
http://www.jipa-pen.jp
 
 
   
◆ライター使用ガイド
◇ZIPPO、バンジョーなどのオイル式ライター:
オイル式ライターの場合、オイルが入っていません。従 い、お届けした商品は着火しません。
ご使用になるにはオイルの注入が必要です。
10n.jpg (6930 バイト) <オイルの注入>
1)オイル缶の注ぎ口を直接、綿にあててゆっくり注入して下さい。
2)オイルが綿に浸みだしてきたら満タンの状態です。
3)注入後、オイルが綿芯に浸みるまで、1分以上待って着火して下さ い
(すぐ行うと綿芯だけ燃えてしまう場合があ りますのでご注意ください。)
7n.jpg (6281 バイト) <着火不良の際のチェックポイント>
1)オイルがなくなっていないかどうか。
2)フリント(発火石)が無くなっていないかどうか。消耗の場合は、交換します。
3)ウイック(綿芯)が黒ずんでしまていないかどうか。その場合は、ウイックを少し引き上げ、 黒い部分を切りとって下さい。
◇デュポン、ダンヒル、カランダッシュなどのガス式フリントライター:
商品はガスが入った状態で販売されています。
9n.jpg (5440 バイト) <ガスの注入>
1)ガスボンベはよく振って から、先端を垂直に差込み押込んで下さい。
2)液体ガスが注入口か ら あふれてきたら、満 タンの状態です。
3)注入後10秒以上してから着火して下さい。
備考:デュポンライターの場合、注入口はネジ式です(Dラインのみ差込式)。
1n.jpg (4575 バイト) <着火不良の際のチェックポイント>
1)ガスを注入する。
2)フリント(発火石)を交換する。
3)ヤスリの目とバーナー部分をブラシなどでクリーニングする。
注:ジェット、ターボ式はフリント無し(不要)です。
   
   
ライターブランドの概略
ジッポ 第1次世界大戦後、ライターの最新技術はドイツ・オーストリア(イムコ等のメーカーに代表される)が先行していた。創始者のジョージ・ブレイズデル(ペンシルバニア州ブラッドフォードで石油会社を共同経営)は1932年、オーストリア製ライターの輸入販売をはじめたが、1933年に改良してZIPPO名で独自のライターを販売(そのライターはファーストモデル・レプリカ)。
1935年には、ボディ面へのマーク・名入れサービス、1937年にはメカ機能の永久保証を導入。
第2次世界大戦では米軍の支給品に指定され、その結果、世界中にZIPPOファンを誕生させることになる。
世界中に熱烈なファンを持ち、ZIPPOに関するホームページも山のようにあり、それぞれに詳細で緻密な情報を提供してくれている。世界規模のコレクターの多さは、ジッポーかスウッチかといわれるほど(日本ではZIPPOの方が圧倒的にまさっている)。
ボディ面に図柄・デザインをプリント・エッチング加工できることが最大の魅力。今でこそ、主に米国系企業の「永久保証」は珍しくないが、当時としては画期的。
ただ、ZIPPOユーザーを増やせば自動的に自社オイル缶(高い粗利益)が販売増加するという側面も見逃せない。
デュポン 創業者シモン(S)・ティソ(T)・デュポンが1872年にパリで皮革製品のオーダーメイド会社を設立。
1923年に出身地、ファベルジュに工場を造り、1940年頃にインドのマハラジャが依頼した旅行用化粧ケースとライターから、ライター製造を始めた。現在も工場は同じ所。

真鍮のブロックをくり抜き、62個の部品を長い工程を経て完成されるライターはまさに職人芸。
特に西洋漆(ラッカー)加工は秘伝中の秘伝といわれる。
欧州ブランド・メーカーのキーワードは2つ。
日本流で言えば「宮内庁御用達」と「職人芸」(=アルティザン、=マイスター、=マスター)。

宝飾職人(カルチェ)、馬具製造(ダンヒル、エルメス)など王室・上流階級の御用達職人だったのを「売り」にする事(平民の我々にはあまり説得力はないのだが)。
他方、最大の魅力は「職人」芸の技。「いい仕事してますね」っいうこと。

デュポンの開閉音(ビーン)だが、あくまで偶然の産物のため、千差万別。
一応、「音」がするのは、モンパルナスとギャツビーの2シリーズ。
ダンヒル 自分の名前、アルフレッド・ダンヒルを社名にしたのが1893年。
時は、馬車から自動車への変動期。当初は、屋根のない車・・・。
で、パイプが吸えない事に目を付け、「風よけ付きパイプ」を製造販売したのが、後の喫煙具製造の始まり。
1907年には、ロンドンに今もその姿を残すショップをオープン。
以後、1921年、英国王室御用達。喫煙具・たばこ、腕時計、革製品などを多岐に展開。

ライターは、彼自身が改良と工夫を重ね、「片手で火が付けられる初めての(オイル)ライター」を1924年に発売。 「ユニーク・ライター」の名称で大人気となった。
made in England で2002年頃まで製造されていたが、現在は全く製造されていない。
第2次世界大戦でライター製造は中断されたが、その後(1949年)、製造を再開。
ライター(ROLLA,ROLLALITE)は、スイスの工場で作られている。
ライターで言えば、もはや変えようがないほどの固定・完成化された形状で、「変わらない」ところが最大の魅力である。
カランダッシュ 1980〜2000年まではデュポン、ダンヒルライター以上に高級高額品を製造販売していたが、2000年を境に「ライター製造」は終了し、主に筆記具を製造販売している。
現在、ウィンドミル社が「カランダッシュ」ライターを製造販売。
サロメ 戦前から日本のライターを世界に販売。ライター製造輸出国ニッポンだった1970年頃までの繁栄から現在まで、一貫して精密な手作業的ライターを製造販売し続けているメーカー。
インターネットでの自社紹介も早く、充実した商品紹介を発信している。
伝統的なモデルは、さすが日本製!と感じるほど、優れた金属表面加工仕様のライターです。
ロンソン ニューヨークでアート・メタル・ワークス・カンパニー社を設立(1895年)したルイス・V・アロンソンが1927年、独自のデザインによるワンタッチ着火式ライター(バンジョ)を製造販売。1950年代になってオイルからガス式への移行にともない、1958年、バラフレーム・プレミアを発売。キャデラックのテール部分を思わせる流線型デザインは、当時、大人気となった。
2000年までバラフレームは英国で製造されていたが、現在は日本のメーカー(ウィンドミル社)がライセンス製造、バラフレームミニは中国工場で製造されるようになっている。
現在、製造モデルは、バラフレーム、クラシック、ロンジェット(ガス式)、バンジョー、スタンダード、タイフーン(オイル式)とモデル数が豊富。
さすがアートメタル・ワークスだけあってデザイン・フォームは抜群。各モデルとも独特の形状をもったユニークで多様なライターブランドです。
ダグラス 1920年代の米国に短い期間現れた超高額手作りライター。創造的な着火システムが特長だったが、大量工業製品ライターに圧倒されて消滅してしまう。
現在は、当時の物を復元させて製造、ジャンピングアクションと呼ばれる独特の(スイングアーム)着火システムが特長。
当時のアンティークライターを解体して設計図を起こし、オリジナルを復元するのに3年の歳月がかかったといわれています。現在(2010年以降)、ダグラス(シカゴ)モデル=ジャンピングアクション式は製造されておらず、代わりに防水型のフィールドSを中心に製造販売されています。
コリブリ ドイツでJBELOライターを製造販売していたローベンタール兄弟が1933年、ナチス・ドイツを逃れて移った英国でそれぞれ会社を設立。ユリウスが作った会社がコリブリ社で、「完成された小型鳥類」の名称を採用。当時、ダンヒル社と販売合戦が展開されたという。
ライター名称自体がコリブリで、言われてみれば「鳥」の様な形をしており、当時のワンハンドライターとしての完成度は非常に高いライター。
現在は、日本のメーカーの手でライセンス製造されている。
形状が独特で、メカもマニアックとあって、根強いファンがいる。
米国など外国では、筆記具なども販売されている。
カルティエ 宝飾彫金師ルイ・フランソワ・カルチェは職人。パリで工房(アトリエ)を設けたのが1849年。隆盛を極めたのは1900年初めの、3代目ルイ・カルチェの頃。
ライターは、1867年からオーダーメイドで作りはじめ、例えば、4角形時計を組み込んだライター(1929年頃)などがあります。
1970年代から(2000年まで)製造販売されたライターは、表面は金属(カット加工カット面のみで、キャップを開けると、ローラー・メカがスーと現れる独特のタイプでした。
2001年度に入り、従来のガスタンク分離式から、一体型モデル(メカ)にチェンジして製造。
女性用の宝飾品がメインとなって、時計はまだしもライターは「おまけ」的になっているのでは?と思わなくもない状態です。喫煙そのものが減少し、ライターの需要 が今後後増えることはないことを考えると仕方ないのかもしれません・・・。
2001年以後の(ガスタンク)機構変更後、製造アイテム、数量は少なくなりました2010年以降の現在は、国内の喫煙具ルートでの販売でなく、カルティエショップのみで販売されています。
   
 
筆記具ブランドの概略
クロス 1846年、アロンゾ・タウンゼント・クロスが米国ニューイングランドで創業。当初は鉛筆用の装飾ケースを作っていた。その後、ボールペンの先駆けとなるスタイログラフィック万年筆を発明。第2次世界大戦直後の1946年に発売したセンチュリーは、今日まで発売され続けている超ロングセラー 。
筆記具・ボールペンのZIPPO的存在。おそらく世界中で最も多く使われているボールペン=それだけ書きやすいということであろう。現在 (2013年)、多くは中国工場で製造されている。
ウォーターマン 毛細管現象を応用して作られた万年筆、というときに必ず挙げられる人物が、ルイス・エドソン・ウォーターマン。時は1883年、場所はニューヨーク。1888年、ウォーターマン社の創設者である。
キャップにクリップが付いた万年筆を最初に作ったのもこのメーカーである。そして、時は流れて、第2次世界大戦後の、1954年、ウォーターマン社はフランスに会社を移し、現在はフランスの代表的な高級筆記具メーカーである。
創業者は 米国人だったけれど、現在はフランスのメーカーとあって、フランスらしいデザインがおしゃれなペンです。
パーカー 1892年に米国で創業。創業者の名前がパーカー。名品、オレンジカラーのデュオフォールドは1921年に発売されたもので、世界的な名声を得ることになる。現在、本社は英国にある。
米国のものという感じで日本に入ってきたパーカー。
いまでも古き良き米国で生まれたペンというイメージがする。年輩の日本人なら誰でも知っている位、過去には日本でも使われていた。
ペリカン 1838年、ドイツ・ハノバーに設立した絵の具工場が発祥。創立者ギュンター・ワーグナー家の家紋からペリカン名とマークが採用された。
万年筆の製造は1929年より。文豪トーマス・マンやレマルクが愛用したとして有名。現在は文房具、絵の具、筆記具、インクなどを製造販売している。
過去の日本の著名な作家たちはほとんど皆、モンブランやこのペリカンあるいはパーカー、ウォーターマン万年筆を使っていた、ということでよく紹介されている。
ラミー 実質、第二次大戦後の西ドイツ(ハイデルベルグ市)で台頭した筆記具メーカー。
斬新なデザインでドイツの若者層に人気を得て、ドイツ国内ではボールペン・サインペン分野で販売数No.1の地位にある。
1980〜90年代、若者に人気のあった「スオッチ」時計にたとえて、ドイツでは「ペンのスオッチ」的な存在 でしたが、日本での認知・普及はかなり遅れ、2000年以降だった感じがします。
昔の『輸入高級』」筆記具とは異なる、『機能&知的』ドイツ製筆記具です。
   
<BAROCKHAUSより>
ライター、万年筆・ボールペンといった「男の小道具」は機械式時計をも含め、かなり以前に「斜陽産業」品となったモノのような気がします。
メカ構造もデザインも全盛期当時のまま。というか、全盛期のモノそのものが一番良い・良かったなどと言わる始末。

ましてや、ユーザーは男。女性ファッション品のように季節ごとに変わる事もなく、雑誌(ホームページ)にこぞって掲載・(平行輸入)販売される訳でなし、(OOOのように)原価\1,000程度であろうものに何万円も出す人はいません。

よくも延々とやれてきたものだ、と感心しつつ調べてみたら、やっぱり・・・。一部を除き、創業者一族の手からどこどこへ、そして今はxx企業グループの配下といった経過があるようです。
そういえば、過去の一時期、これらの日本製品が欧米に浸透していた事もありました。今は他のアジア、特に中国製が安い価格で大量に流入しています。

その経過の中で、工業製品と職人芸を融合させ、独創性を強調してアイデンティティーを持たせる術を身につけてきたのでしょう。
「マイスター・シュテュック」=(職人の手による)逸品、これはモンブランのシリーズ名ですが、実に(的を得た)うまいネーイングです。ユーザーとしては、SOHOでいいからいつまでも「職人の手による逸品」であり続けて欲しいと願うばかりです。


   
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