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ライター&ペン保証と修理・メーカー概略

 
  

1) ライターの保証・修理について

メーカー

製造国

保証期間

オーバーホール・修理

ジッポ

USA

永久保証

お客様(ユーザー)が直接、ジッポー・サービスに(商品同封の説明・保証書を添えて)郵送する修理システムです。
〒491-0376
愛知県一宮市萩原町串作 水絶36 TEL:0586-69-2276(AM10:00-17:00)

デュポン

フランス

2年間

OH(分解掃除・点検(*):\9,450(期間:約1ケ月)(*)内部消耗部品の交換

ダンヒル

スイス ・英

1年間

OH(分解掃除・点検):\9,450(期間:約1ケ月) (*)内部消耗部品の交換

カルチェ

仏・スイス

2年間

OH(分解掃除・点検):\8,400(期間:約1ケ月)

カランダッシュ

スイス

3年間

OH(分解掃除・点検):\12,600(期間:約1ケ月)

カランダッシュ・ターボ

日本

1/2年間

分解掃除・点検料金:\2,000程度(期間:約1ケ月)

コリブリ

日本

1/2年間

分解掃除・点検料金:\2,000程度(期間:約1ケ月)

ロンソン

日本

1/2年間

分解掃除・点検料金:\2,000程度(期間:約1ケ月)

ダグラス

日本

1/2年間

分解掃除・点検料金:\2,000程度(期間:約1ケ月)
備考1) 無料保証期間は、お買い上げ日からの計算。
備考2) 修理の際は、保証書(保証期限の有無に係わらず)を同封して送ること。
備考3) 全メーカー:表面のキズ・摩耗、窪み、塗装などの修復は出来ません。
備考4)デュポンのキャップ開閉音そのものの再生・修復は出来ません。
 

   

2) 輸入高級筆記具の保証・修理について

メーカー

製造国

保証期間

修理

クロス

USA

無期限

メカ機構は永久保証(修理期間:約1ケ月)

ウォーターマン

1年間

修理・交換パーツによる査定料金(期間:約1ケ月)

モンブラン

ドイツ

1年間

修理・交換パーツによる査定料金(期間:約1ケ月)

パーカー

英国

1年間

修理・交換パーツによる査定料金(期間:約1ケ月)

ペリカン

ドイツ

1年間

修理・交換パーツによる査定料金(期間:約1ケ月)

ラミー

ドイツ

1年間

修理・交換パーツによる査定料金(期間:約1ケ月)

デュポン

1年間

修理・交換パーツによる査定料金(期間:約1ケ月)

ダンヒル

スイス

1年間

修理・交換パーツによる査定料金(期間:約1ケ月)

カルチェ

1年間

修理・交換パーツによる査定料金(期間:約1ケ月)
備考1) 無料保証期間は、お買い上げ日からの計算。
備考2) 全メーカーとも筆記具の表面のキズ・摩耗、窪み、塗装などの修復は出来ません。
 

   

3) ライター使用ガイド

■ZIPPOなどのオイル式ライター
オイル式ライターの場合、商品にはオイルが入れられていません。従 い、お届けした商品は着火しません。ご使用になるにはオイルの注入が必要です。

10n.jpg (6930 バイト)

<オイルの注入>
1)オイル缶の注ぎ口を直接、綿にあててゆっくり注入して下さい。
2)オイルが綿に浸みだしてきたら満タンの状態です。
3)注入後、オイルが綿芯に浸みるまで、1分以上待って着火して下さ い
(すぐ行うと綿芯だけ燃えてしまう場合があ りますのでご注意ください。)

7n.jpg (6281 バイト)

<着火不良の際のチェックポイント>
1)オイルがなくなっていないかどうか。
2)フリント(発火石)が無くなっていないかどうか。消耗の場合は、交換します。
3)ウイック(綿芯)が黒ずんでしまていないかどうか。その場合は、ウイックを少し引き上げ、 黒い部分を切りとって下さい。
■カルティエ、デュポン、ダンヒルなどのガス式フリントライター
商品はガスが入った状態で販売されています。

9n.jpg (5440 バイト)

<ガスの注入>
1)ガスボンベはよく振って から、先端を垂直に差込み押込んで下さい。
2)液体ガスが注入口か ら あふれてきたら、満 タンの状態です。
3)注入後10秒以上してから着火して下さい。
備考:デュポンライターの場合、注入口はネジ式です(Dラインのみ差込式)。

1n.jpg (4575 バイト)

<着火不良の際のチェックポイント>
1)ガスを注入する。
2)フリント(発火石)を交換する。
3)ヤスリの目とバーナー部分をブラシなどでクリーニングする。
   

   

ライターブランドの概略

ジッポ

第1次世界大戦後、ライターの最新技術はドイツ・オーストリア(イムコ等のメーカーに代表される)が先行していた。創始者のジョージ・ブレイズデル(ペンシルバニア州ブラッドフォードで石油会社を共同経営)は1932年、オーストリア製ライターの輸入販売をはじめたが、1933年に改良してZIPPO名で独自のライターを販売(そのライターはファーストモデル・レプリカ)。
1935年には、ボディ面へのマーク・名入れサービス、1937年にはメカ機能の永久保証を導入。第2次世界大戦では米軍の支給品に指定され、その結果、世界中にZIPPOファンを誕生させることになる。
世界中に熱烈なファンを持ち、ZIPPOに関するホームページも山のようにあり、それぞれに詳細で緻密な情報を提供してくれている。世界規模のコレクターの多さは、ジッポーかスウッチかといわれるほど(日本ではZIPPOの方が圧倒的にまさっている)。
ボディ面に図柄・デザインをプリント・エッチング加工できることが最大の魅力。今でこそ、主に米国系企業の「永久保証」は珍しくないが、当時としては画期的。ただ、ZIPPOユーザーを増やせば自動的に自社オイル缶(高い粗利益)が販売増加するという側面も見逃せない。

デュポン

創業者シモン(S)・ティソ(T)・デュポンが1872年にパリで皮革製品のオーダーメイド会社を設立。1923年に出身地、ファベルジュに工場を造り、1940年頃にインドのマハラジャが依頼した旅行用化粧ケースとライターから、ライター製造を始めた。現在も工場は同じ所。
真鍮のブロックをくり抜き、62個の部品を長い工程を経て完成されるライターはまさに職人芸。特に西洋漆(ラッカー)加工は秘伝中の秘伝といわれる。
欧州ブランド・メーカーのキーワードは2つ。
日本流で言えば「宮内庁御用達」と「職人芸」(=アルティザン、=マイスター、=マスター)。

宝飾職人(カルチェ)、馬具製造(ダンヒル、エルメス)など王室・上流階級の御用達職人だったのを「売り」にする事(平民の我々にはあまり説得力はないのだが)。他方、最大の魅力は「職人」芸の技。「いい仕事してますね」っいうこと。
デュポンの開閉音(ビーン)だが、あくまで偶然の産物のため、千差万別。「音」がはっきりしているのは、モンパルナスとギャツビーの2シリーズ。

ダンヒル

自分の名前、アルフレッド・ダンヒルを社名にしたのが1893年。時は、馬車から自動車への変動期。当初は、屋根のない車・・・。
で、パイプが吸えない事に目を付け、「風よけ付きパイプ」を製造販売したのが、後の喫煙具製造の始まり。1907年には、ロンドンに今もその姿を残すショップをオープン。以後、1921年、英国王室御用達。喫煙具・たばこ、腕時計、革製品などを多岐に展開。

ライターは、彼自身が改良と工夫を重ね、「片手で火が付けられる初めての(オイル)ライター」を1924年に発売。大人気となった。その名は「ユニーク・ライター」で、現在も同じ名前である。
第2次世界大戦でライター製造は中断されたが、その後、製造を再開。現在、ライターはスイスの工場で作られている。ライターで言えば、もはや変えようがないほどの固定・完成化された形状で、「変わらない」ところが最大の魅力である。

カルティエ

宝飾彫金師ルイ・フランソワ・カルチェは職人。パリで工房(アトリエ)を設けたのが1849年。隆盛を極めたのは1900年初めの、3代目ルイ・カルチェの頃。
ライターは、1867年からオーダーメイドで作りはじめ、例えば、4角形時計を組み込んだライター(1929年頃)などがあります。
1970年代から(2000年まで)製造販売されたライターは、表面は金属(カット加工カット面のみで、キャップを開けると、ローラー・メカがスーと現れる独特のタイプでした。
2001年度に入り、従来のガスタンク分離式から、一体型モデル(メカ)にチェンジし、現在はこのモデルの各種素材加工が製造販売されています。
女性用の宝飾品がメインとなって、時計はまだしもライターは「おまけ」的になっているのでは?と思わなくもない状態です。喫煙そのものが減少し、ライターの需要 が今後後増えることはないことを考えると仕方ないのかもしれません・・・。
1999年にいち早く「プラテイナ・フィニッシュ」加工を出したり、ダンヒルやデュポンとは違った味のあるデザインのライターには、さすがカルティエ!と感心させられる。

コリブリ

ドイツでJBELOライターを製造販売していたローベンタール兄弟が1933年、ナチス・ドイツを逃れて移った英国でそれぞれ会社を設立。ユリウスが作った会社がコリブリ社で、「完成された小型鳥類」の名称を採用。当時、ダンヒル社と販売合戦が展開されたという。
ライター名称自体がコリブリで、言われてみれば「鳥」の様な形をしており、当時のワンハンドライターとしての完成度は非常に高いライター。現在は、日本のメーカーの手でライセンス製造されている。
形状が独特で、メカもマニアックとあって、根強いファンがいる。米国など外国では、筆記具なども販売されている。

ロンソン

ニューヨークでアート・メタル・ワークス・カンパニー社を設立(1895年)したルイス・V・アロンソンが1927年、独自のデザインによるワンタッチ着火式ライター(バンジョ)を製造販売。1950年代になってオイルからガス式への移行にともない、1958年、バラフレーム・プレミアを発売。キャデラックのテール部分を思わせる流線型デザインは、当時、大人気となった。
2000年までバラフレームは英国で製造されていたが、現在は日本のメーカー(ウィンドミル社)がライセンス製造している。。
さすがアートメタル・ワークスだけあってデザイン・フォームは抜群。今も全く同じ形のバラフレームは人気がある。

ダグラス

1920年代の米国に短い期間現れた超高額手作りライター。創造的な着火システムが特長だったが、大量工業製品ライターに圧倒されて消滅してしまう。
現在は、当時の物を復元させて製造、ジャンピングアクションと呼ばれる独特の(スイングアーム)着火システムが特長。
当時のアンティークライターを解体して設計図を起こし、オリジナルを復元するのに3年の歳月がかかったといわれる。
   

   

筆記具ブランドの概略

クロス

1846年、アロンゾ・タウンゼント・クロスが米国ニューイングランドで創業。当初は鉛筆用の装飾ケースを作っていた。その後、ボールペンの先駆けとなるスタイログラフィック万年筆を発明。第2次世界大戦直後の1946年に発売したセンチュリーは、今日まで発売され続けている超ロングセラーである。
筆記具・ボールペンのZIPPO的存在。おそらく世界中で最も多く使われているボールペン=それだけ書きやすいということであろう。現在、米国とアイルランドの工場で製造されている。

モンブラン

1906年、ドイツ・ハンブルグ市に創立。モンブランの名称は、ヨーロッパの最高峰のため。ホワイトスター・マークは雪に覆われた頂のシンボル。1924年、現在のマイスターシュテュックの名の万年筆を販売をスタートさせた。
とにかく万年筆が有名。レザーグッズや時計等も販売している。

ウォーターマン

毛細管現象を応用して作られた万年筆、というときに必ず挙げられる人物が、ルイス・エドソン・ウォーターマン。時は1883年、場所はニューヨーク。1888年、ウォーターマン社の創設者である。
キャップにクリップが付いた万年筆を最初に作ったのもこのメーカーである。そして、時は流れて、第2次世界大戦後の、1954年、ウォーターマン社はフランスに会社を移し、現在はフランスの代表的な高級筆記具メーカーである。
創設者は米国人だったけれど、現在、フランスのメーカーとあって、フランスらしいデザインがおしゃれなペンです。

パーカー

1892年に米国で創業。創業者の名前がパーカー。名品、オレンジカラーのデュオフォールドは1921年に発売されたもので、世界的な名声を得ることになる。現在、本社は英国にある。
米国のものという感じで日本に入ってきたパーカー。いまでも古き良き米国で生まれたペンというイメージがする。年輩の日本人なら誰でも知っている位、過去には日本でも使われていた。

ペリカン

1838年、ドイツ・ハノバーに設立した絵の具工場が発祥。創立者ギュンター・ワーグナー家の家紋からペリカン名とマークが採用された。万根筆の製造は1929年より。文豪トーマス・マンやレマルクが愛用したとして有名。
現在は文房具、絵の具、筆記具、インクなどを製造販売している。
過去の日本の著名な作家たちはほとんど皆、モンブランやこのペリカンあるいはパーカー、ウォーターマン万年筆を使っていた、ということでよく紹介されている。

ラミー

実質、戦後の西ドイツ(ハイデルベルグ市)で製造販売を始めた筆記具メーカーだが、その斬新なデザインで注文と人気を浴び、ドイツではボールペン・サインペン分野で販売数No.1の地位にある。歴史が新しすぎ るためか、日本では知名度に欠ける所がある。
欧州ではペンのスォッチ的存在。

デュポン・ダンヒルン・カルチェ

上記ライター欄を参照
   

   
<BAROCKHAUSより>
ライター、万年筆・ボールペンといった「男の小道具」は機械式時計をも含め、かなり以前に「斜陽産業」品となったモノのような気がします。
メカ構造もデザインも全盛期当時のまま。というか、全盛期のモノそのものが一番良い・良かったなどと言わる始末。

ましてや、ユーザーは男。女性ファッション品のように季節ごとに変わる事もなく、雑誌(ホームページ)にこぞって掲載・(平行輸入)販売される訳でなし、(OOOのように)原価\1,000程度であろうものに何万円も出す人はいません。

よくも延々とやれてきたものだ、と感心しつつ調べてみたら、やっぱり・・・。一部を除き、創業者一族の手からどこどこへ、そして今はxx企業グループの配下といった経過があるようです。
そういえば、過去の一時期、これらの日本製品が欧米に浸透していた事もありました。今は他のアジア、特に中国製が安い価格で大量に流入しています。

その経過の中で、工業製品と職人芸を融合させ、独創性を強調してアイデンティティーを持たせる術を身につけてきたのでしょう。
「マイスター・シュテュック」=(職人の手による)逸品、これはモンブランのシリーズ名ですが、実に(的を得た)うまいネーイングです。ユーザーとしては、SOHOでいいからいつまでも「職人の手による逸品」であり続けて欲しいと願うばかりです。
   

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